心より感謝申し上げます
2008-10-24


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杜の都・仙台の秋の音楽イベント、「仙台クラシックフェスティバル2008」は、昨年を大きく上回る約4万人のお客様にご来場いただき、盛況のうちに3日間の日程を終えました。このイベントは今年で3回目。これまでは、101もの公演が連続・多発するプログラムに、ともすればお客様もスタッフも追いかけられるようでしたが、今回はそのような慌しさが和らぎ、イベントとしての成熟感が出てきました。主催者側として、多少の余裕をもってコンサートを巡っていただけるようスケジュールを工夫したこと、また公演の合間にくつろげるようなクラシック音楽にちなんだ飲食の会場も用意させていただいたことなども、少なからずお役に立ったかもしれません。ただ、それ以上に注目すべきは、お客様がそれぞれに楽しみ方を発見し、このイベントを自分のものにし始めた、ということです。「クラシックの垣根を低くする」というテーマで始まったこのイベントですが、すでにたくさんの方が垣根の中に入っているということでしょうか。思い思いに、楽しげに、そして心ゆくまでクラシック三昧をされている。そのような至福感が会場を包んでいたように思われました。
まずは、出演者の皆様、ボランティアの皆様、ご支援いただきました企業や関係者の皆様、そして何よりもご来場いただいた皆様に心より感謝を申し上げます。

佐藤信夫(仙台クラシックフェスティバル実行委員会会長・仙台市市民文化事業団理事長)

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