2008-10-01
今日は、せんくらでご披露する曲目についてです。
12日に二回出演しますが、一回目はモーツァルトとコッツォのプログラム。
まだまだレパートリーの少ないセレーノですが、モーツァルトの「春」は、比較的経験を積んでいます(^-^)
初めての方にも受け入れ易いメロディ、それがヴァイオリンに出てきたかと思ったらビオラ、チェロにと掛け合っていく様子は、それでもさすがモーツァルト、すっきり爽快です。
そしてカップリングしたのはまだ生きてらっしゃるイタリア人、アレッサンドロ コッツォの作品です。
確か西江氏と同じくらいのお年…だからまだまだお若いのです!
第1回仙台国際コンクールのピアノ部門優勝者、アンダローロ氏のお友達で、確かコッツォ氏の結婚式に西江氏も出席、カルテットの曲は三番まで作っていらっしゃいます。
今回はその第三番を初演してみようというわけです。
正直、まだ生きている作曲家の曲を初演するのは悲喜こもごも(;´∩`)
私は学生時代から同級生の曲を渡されたりで、新曲を弾くチャンスに恵まれました。
実は、新曲はお手本がないのでベートーベンとはあーだから…などと考えずに済む、ある意味何をやってもいい気がしまして、好きなのです(^_-)
…ソロ曲で限界に挑戦したんです!…なんて曲を、無理に決まってんでしょーが(〇>_<)と手を壊しながら弾いたら、その作曲家さん、新人賞お取りになったこともありました。あんまり為にならんなぁと思ってしまいましたが、後世に残る曲かどうかは50年経たないとわかりません。
その場に居合わせることになるお客様、初演は特別な響きを持つ言葉だと思います。当然CDもありません。楽譜からセレーノが、私達個人が汲み取ったものを聴いていただくわけです。
二回目以降は、以前の記憶をベースに新たな感覚が造られていきますから。
は・つ・も・の…ですよー\(^O^)/
セレーノ弦楽四重奏団・小川有紀子
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