あんさんぶるであるとあるで草刈麻紀(5)
2008-07-17


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「ぐりとぐら」
(中川季枝子 作・大村百合子 絵/福音館書店)

この本の魅力は何と言ってもかすてらが焼けるワクワク感でしょう!
それは、私が食いしん坊だから、というだけではなく、多分みんなそうだと思います。
大人になった今でも思わず本に顔をくっつけて、かすてらの焼けるにおいをかぎたくなってしまいます。

「ラ コレッガ ディヴェルテンテ の おいしいコンサート」というシリーズを毎年やっています。今年は、9/22(月)/(詳細はホームページで)
[URL]
弦と管による室内楽と、その日のプロにちなんだオリジナルのお菓子を
召上っていただくという、いかにも甘党の私が考えそうな企画です。
ソフトなタイトルとは裏腹に、毎回かなり質の高い重厚なアンサンブルを真摯に追求し、小さいけれど本格的で味のある演奏会としてお客様にも愛されています。

このコンサートに欠かせないのが、毎演奏会後にとびきりおいしいでき
たてのお菓子を出してくださる、お菓子研究家の中村史さん。
中村さんに協力してもらって、いつか「ぐりとぐら」を、実際にかすてらを焼きながら、朗読と音楽で実演したらどうかなとひそかに企んでいます。

 『かすてらをつくっているんでしょう!とってもいいにおいがするもの。』
というところ、絶妙なタイミングでおいしいにおいがしてきたらどうでしょう???
 『おなべのふたをとると、』
本当にきいろいかすてらが出てきたら・・・・大パニックも予想できますが・・・

さて、今回の朗読をしてくださるのは上島奈津子さん。
仙台の劇団で活躍しています。
せんくらは仙台という地域性の高い音楽祭ですが、私たちは残念ながら仙台に住んでいる訳ではなく仙台出身でもありません。ですが、仙台の方とジョイントを組むことで、せんくらならではのパフォーマンスができるのでは?と思い、無理を承知でお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。
そんなところも見どころのひとつです。

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